車をキャンピングカーに改造
保安基準に沿うように
ワンボックス車などをキャンピングカーに改造するときは、車検証の記載事項の変更がある構造変更申請の手続きをします。
キャンピングカーには就寝設備と、洗面・炊飯・調理の3つのうち、いずれかの設備が必要になります。また、これらの設備のスペースの合計が運転席と助手席以外の面積の半分以上を占め、残りのスペースで居住できる広さが必要となります。
就寝設備は、平らなベッドを車の床から適当な高さがあるように、乗車定員6人以下のキャンピングカーなら2人分以上、7人から10人までの場合は3人分以上を確実に取り付けます。1人のベッドは長さ180cm、幅50cm以上の大きさで、横向きのシートをベッドと兼用で使うものは、ひじ掛けなどが必要です。
洗面設備は、確実に取り付けた洗面台の他に、十分な容量の給排水タンクが必要です。洗面だけでなく、流し台にも使用できるものがいいと思われます。
炊飯設備は、炊飯ができる設備を車体にしっかりと取り付け、持ち運びのできるガス台は格納式にします。ガス台を車室で使用するものは酸欠防止の換気孔をつけ、付近は耐熱構造にします。
プロパンガスボンベを使用するときは車室にガスが漏れない構造にして、ガス管はなるべく車室の外に配管します。また、「走行中火気類は使用しないこと」などと書いたコーションプレートを、見えやすい場所に取り付けます。
調理設備は、確実にとりつけられた調理台などに調理道具類を収納できるようにして、調理ができるスペースを確保します。これらの図面や概算重量から、保安基準に適合することを証明する計算書などをつけて改造自動車等届出書を出し、その後に構造変更申請をします。