海外旅行で車を運ぶ(2)
カルネを取るために(2)
この他にカルネを取るためには、3万円のクレーム処理引当金、旅行先の国の車や部品の関税に対応する保証金も必要です。
クレーム処理引当金は、カルネの取扱いで問題が起きたときの処理手続き費で、保証金は旅行先の国の先で車や部品を売ったりすると関税として差し引かれます。特に問題がなければ、帰国後にどちらも全額戻ってきます。なお、カルネの有効期間は発行日から1年ですが、6ヶ月、3ヶ月という国もあります。
カルネを使用するときは国際ナンバープレートと、その車の登録国を示すために国際識別記号をつけるようになります。日本の場合はJAPANの頭文字のJマークですが、金額的にはたいしたことはありません。国際ナンバープレートは6120円で、登録証書があればJAFで手続きできますが、ナンバープレートができるまでには時間がかかります。
カルネが使用できない国もありますし、旅行先の国や持って行く車によって、保証金は異なります。カルネや国際ナンバープレートに関しては、最低でも海外旅行する2~3ヶ月前にはJAFの窓口に相談しましょう。これらがそろって税関で通関手続きをします。
自賠責保険は、海外に出るとき税関発行の輸出許可証があれば解約でき、残りの期間の保険料を戻してもらえます。ですが、日本へ戻ってきたときに再び加入しなおさなければいけないので、短期の海外旅行ならばそのままにしておいたほうがいいと思われます。
帰国後は仮ナンバーで陸運支局、または自動車検査登録事務所へ行って、国際ナンバープレートや登録証書を返却し、再封印申請をしてからもとのナンバープレートに戻して再封印を受けます。